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レコメンド市場は2010年に16億円超に拡大

　 矢野経済研究所は11月5日、ユーザーの好みやコンテンツ内容などを分析して情報を提示する“レコメンドエンジン”の市場調査結果を公表した。

●国内サイト向け（サイト内レコメンド用途）レコメンドエンジン導入サイトは2008年8月末時点で約260サイト、2009年3月末には約430サイトにまで拡大

国内サイト向け（サイト内レコメンド用途）のASP／SaaS型レコメンドエンジンの稼動実績（単独ソリューション導入によるもの）は、2007年3月末時点で36サイトであったのが、2008年3月末時点で130サイト（前年同月比361.1％）、2008年8月末時点で258サイトと急拡大し、2009年3月末時点には433サイト（前年同月比333.1％）にまで拡大すると予測する。

●市場規模（金額ベース）は2010年度には16億5,000万円に拡大すると予測

金額ベースの市場規模は2008年度8億8,500万円（前年度比267.4％）が見込まれ、2009年度12億7,000万円（前年度比143.5％）、2010年度16億5,000万円（前年度比129.9％）で推移すると予測する。

　

ネット通販のヘビーユーザーは30代と40代

　アリババは10月28日、ネット通販に関する調査結果を発表した。調査は、20代から50代のネット通販を利用する男女300名（男女各150名）を対象に、6日から7日にかけて実施された。

　ユーザーの利用頻度については、「月に1回程度以上」との回答が最も多かった。そして、「1週間に2回以上」「1週間に1回程度」を合わせたヘビーユーザーは、30代、40代に多いことが明らかとなった。

□CNET Japan

ネット通販のヘビーユーザーは30代と40代

＜1カ月当たりにネット通販で使う金額＞

＜利用したことのあるネット通販サイト（上位10位）＞

ネットショッピングへの支出は、この5年間で3倍に増加

　総務省統計局の調べによると、１世帯あたりのネットショッピングへの年間支出額が、平成14年の1万3千円から19年は3万9千円となり、5年前に比べ約3倍に増えたと発表された。

□総務省統計局
ネットショッピングの状況 －「情報化月間」にちなんで－

　また、15歳以上の人について、1年間にネットショッピングをした人の割合(行動者率)をみると、平成13年は10.5％と10人に1人の利用だったが、18年は24.4％と2倍以上に上昇しており、4人に1人が利用している。

◆関連記事
日本のB２CのEC市場規模は５.３兆に

【米国】ECサイト、2008年8月のコンバージョンレートTOP10

　ニールセン調べによる2008年8月コンバージョンレートTOP10の米国ECサイト。

◆参考記事

【米国】ECサイト、2008年７月のコンバージョンレートTOP10

【米国】ECサイト、2008年6月のコンバージョンレートTOP10

【米国】ECサイト、2008年5月のコンバージョンレートTOP10

【米国】ECサイト、2008年4月のコンバージョンレートTOP10

【米国】ECサイト、2008年3月のコンバージョンレイトTOP10

【米国】ECサイト、2008年2月のコンバージョンレートTOP10

【米国】ECサイト、2008年1月のコンバージョンレートTOP10

 

Webサイト価値ランキング、トヨタが7年連続でトップ

　日本ブランド戦略研究所は、日本の有力企業255社のWebサイトの価値を調査した。その結果によると、1位は7年連続トヨタ自動車で1,422億円、2位は全日空で1,091億円、３位はホンダが866億円となった。

ニュースリリース｜トヨタのWebサイト価値は1,422億円

 

日本のB２CのEC市場規模は５.３兆に

　経済産業省が8月18日に発表した「平成19年度我が国のIT利活用に関する調査研究（電子商取引に関する市場調査）」によると、日本のBtoC EC市場規模は同21.7％増の5兆3440億円になった。

　

　

　同調査結果によると、インターネットの利用者のうち、過去１年間（２００７年１月～２００７年１２月）にインターネットショッピングで何らかの商品・サービスを購入したことがある割合は８６．９％に達している。同様に、インターネット利用者における、インターネットショッピングでの支出の増減状況（１年前との比較）としては、４６．７％の人が「増加した」と回答している。

モバイルビジネス市場が1兆円市場に

　総務省の発表によると、モバイルビジネス市場は11,464億円と前年比23%の増加となった。

□モバイルコンテンツの産業構造実態に関する調査結果

　モバイルコンテンツ市場は4,233億円（前年比16％増）、モバイルコマース市場は7,231億円（前年比29％増）という内訳で、モバイルコマース市場の伸びが顕著だ。そのモバイルコマース市場の中でも、物販系が3,292億円（前年比27％増）とサービス系が2,708億円（前年比41％増）の牽引している。

　

ケータイのオンラインショッピング、最も利用するのは30代女性

インターネットメディア総合研究所は1月 31日、モバイルコマースにおける個人の利用動向の調査を実施、結果を発表した。[CNET JAPAN]

ケータイのオンラインショッピング、最も利用するのは30代女性--インプレスR&Dが調査

～引用～
調査によると、ケータイのオンラインショッピング利用率は37％、特に30代女 性（47％）、20代女性（44％）、10代男性（44％）の利用率が高くなっている。中で も30代女性はケータイのみでオンラインショッピングを利用している割合が15％と高 い。

　ケータイのオンラインショッピング利用者に購入したことのある商品ジャンル を聞いたところ、「衣料、アクセサリー、ファッション（28.8％）」が最も多く、次 いで「書籍、雑誌（27.3％）」、「CD、ビデオ、DVD（22.5％）」の順に多くなって いる。

モバイルのコアユーザーは10代～20代というイメージがあったので、30代女性の利用率が最も高いというのは驚いた。忙しい女性にとって、隙間時間の利用できるケータイショッピングは、案外マッチしているのかもしれない。

オンラインショッピング経験のシニア層、8割がECサイトに満足

Gooリサーチ・CNET Japanによる共同調査結果。

インターネットショッピングを経験したシニア層、8割がECサイトに満足

　

シニア層に通信販売の経験について聞いたところ、96.1％が「利用したことがある」と回答、そのうち90.0％がインターネットショッピングの利用経験者であり、通販・雑誌カタログによる利用経験（48.7％）を大幅に上回った結果となった。

今後、通信販売で購入してみたいと思う商品について尋ねたところ、「ホテルの予約（40.1％）」「旅行商品（40.2％）」が多く、実際の購入経験の 「ホテルの予約（27.7％）」「旅行商品（24％）」と比べると、ニーズは高いものの、実情は旅行代理店の窓口で注文していることが想定される。

今後のECサイトの利用拡大を図る上でどのような課題が考えられるだろうか。インターネットショッピングを利用しないシニア層に対し、「利用しない理由」 を聞いたところ、「店舗で直接見て購入したいから（23.7％）」が最も多く、次いで「情報漏洩が心配だから（18.6％）」「確実に商品が届くか信用で きないから（11.9％）」が多い結果となった。

一見すると、シニア層をターゲットとしたEコマースに大きな需要ありと受け取られるが、ネットリサーチのパネルということもあり、かなり差し引いて考えるべきだと思う。

しかしながら、個人資産1500兆円を誇る日本において60歳以上のシニア層で約60％を占めており、経済的にもっともゆとりある世代であることを考えると、市場としては有望であることは間違いない。

--参考--
人口のうち、65歳以上の人口が7％を超えた社会を「高齢化社会」と呼び、さらにこれが14％を超えた社会を「高齢社会」と呼び、この7％から14％に至る過程を、高齢化率が倍になる年数ということで「倍化年数」と呼んでいます。

米国の場合、倍化年数は71年と予測されていますが、日本の場合は米国よりも高齢化の立ち上がりが遅かったにもかかわらず、その後急速に進行しわずか24年で倍化が達成されています。 日本は世界的にも類を見ない急激なスピードで高齢化が進行している国なのです。

引用元：http://www.senior-com.co.jp/market/data.html

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世界で最初に高齢社会を迎える日本だけに、インターネットを活用した新しいシニア向けサービスが生まれることを期待したいと思う。