日経ビジネスオンラインで、ゴルフダイジェスト・オンラインについての記事がある。2000年のネット株バブル崩壊の前に流行った言葉、「クリック・アンド・モルタル」を実践している数少ない事例として紹介している。
「ゴルフ民主化」の風雲児 GDO、物販・予約・メディア…新市場も拓く
~引用~
全国22店舗の中古ゴルフ用品店をチェーン展開するゴルフパラダイス(旧エイコー、川崎市)には昨秋、大きな変化があった。ゴルフ専門サイトを運営し、インターネット販売も手がけるゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)の完全子会社になったのだ。GDOがネットで買い取ったクラブを、査定ノウハウがあるゴルフパラダイスの実店舗で販売するなど、ネットとリアルの相乗効果を狙った買収である。実際、新橋銀座口店にも「ネット買い取りクラブコーナー」が設けられた。
GDOのビジネスは、3つの事業領域がある。
1.ゴルフ用品Eコマース事業
2.ゴルフ場向けサービス事業(ゴルフ場予約サービス)
3.メディア事業
売上を牽引しているのはゴルフ用品Eコマ-ス事業だが、ゴルフ場向けサービスが利益を牽引している。Eコマース事業は他の事業と比較して、元から利益率は低く、最近では成長率が鈍化していることから戦略転換を図っているのだろう。
今後、ネットとリアルで買取から販売までを一貫して手掛けられることを強みに、更に専門性の高いサービスを提供してくれると思う。
サイトの登録会員数は2007年11月末時点で118万人に上り、2007年12月期の連結業績は売上高が97億円、経常利益は4億円になった模様で、ゴルフというカテゴリーでは、競合が全く見つからない程の地位を築いている。
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