インターネット上で個人間の融資を仲介するサービス「ZOPA」が日本に進出する。
□CNET
P2P金融の「ZOPA」が日本進出--個人間の金銭貸し借りネットサービスを提供
~引用~
Zopaは2005年3月に設立された英国のベンチャー企業。ネット上のオークションに近い方式で個人の借り手と貸し手を結びつけるサービスを提供している。借り入れ希望者は、希望金額や利用目的、返済期限のほか、月収や雇用状況を自己申告。希望する金利も自分で設定する。例えばクルマ購入の目的で400 万円が必要、返済期限1年で金利7%などと設定する
(中略)
また、Zopaは借り手の本人確認や銀行口座の確認情報を提供しており、債務不履行に陥るのは全体の0.1%以下としている。Zopaは英国だけで19万人の利用者を抱えていて、これまでに2000万ポンド(約41億円)相当の無担保個人間融資を行ったという。1件当たりの平均的な融資金額は5000ポンド(約10万円)。
英国で生まれた同社は、個人間で金銭の貸し借りを行うというユニークなサービスで注目を浴びたが、その後はあまり話題になっていなかったと思う。ところが、昨年の米国、イタリアに次いで日本にも進出してきた。法的な問題がどのようになっているのかは分からないが、金融に関して非常に保守的な日本だけに驚きを感じる。
一方、米国には同様のサービスで「PROSPER」があり、住宅供給問題や信用破綻、サブプライムローン破綻などの問題によって借金が難しくなっている中、代替金融サービスとして注目を集めているようだ。同社は、昨年SBIホールディングスとジョイントベンチャーを設立し、日本とアジア各国に事業を拡大するようなので、「ZOPA」と並んでその動向に注目したい。
□Tech Crunch
ProsperのP2P金融がアジア進出
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