日本ブランド戦略研究所は、日本の有力企業255社のWebサイトの価値を調査した。その結果によると、1位は7年連続トヨタ自動車で1,422億円、2位は全日空で1,091億円、3位はホンダが866億円となった。
ニュースリリース|トヨタのWebサイト価値は1,422億円
調査は、一般消費者19,000人に対するアンケート調査と、2008年3月期またはその直近の1年間の決算報告書による財務調査によるもので、情報価値(ブランド力への貢献度)と売上価値(売上への貢献度)の2つの視点から事業活動への貢献度を測定しWebサイト価値としている。
評価基準に対する疑問とランキングの偏りを感じるところもあるが、企業サイトの価値が第三者機関により具体的な数値として示されることは、企業サイトの重要性を啓蒙するのに一役買っているといえる。
従来のコミュニケーション手段は、広告、販売促進、PR、人的販売などであったが、企業がWebサイトという自社メディアを持てる時代になったことの意義は大きく、企業のブランド力が強いほどWebサイトがもたらす効果も大きくなるといえる。今や企業サイトは最強のコミュニケーションチャネルであることをしっかりと認識する必要があるだろう。
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