米eMarketer社からアジア太平洋地域のB2C・Eコマースの売上予測が発表された。
Asia-Pacific B2C E-Commerce: Focus on China and India
同地域は年率23.3%増で成長し、2011年までに1,687億ドルに達すると予測しており、現在は日本が最大の市場で韓国が2番手となっているが、2001年までには成長著しい中国とインドのその座を奪われるだろうと予測している。
ただし、両国が持続的な成長を遂げるには、オンライン決済システムや配送ネットワークを整えることや売り手と買い手にある不信感を払拭する必要があるとしている。
いずれによせ、近い将来に中国とインドが世界的にも大きな市場になる訳だが、現時点においてグローバルに展開する日本のEC事業者がない状況を見る限り、同じ地域に属しながらもこの市場での競争に大きく出遅れてしまうだろう。
その意味では、楽天市場の台湾進出も興味深いが、より多くのEC事業者が海外に進出しえ欲しいと思う。
◆参考
楽天市場、初の海外進出 台湾の流通大手と合弁 (IT media)
中国のインターネット人口、いよいよ2億人へ (CNET Japan)
【中国】インターネット人口、いよいよ2億人へ (本ブログ)
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