インターネットによる破壊的なイノベーションが起こった代表的な業界のひとつが音楽業界である。1999年「Napster」の登場による音楽ファイルの無料交換がイノベーションの序章であり、2003年「iTunes Store」のサービス開始が、CD販売を過去のビジネスモデルに追いやる流れの決定打となった。NapsterからiTunes Storeという流れは、インターネットによる音楽流通を正しい方向に向かわせるものだったとはいえ、業界低迷を加速させる要因のひとつになったともいえる。
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Amazonが2008年第1四半期の決算を発表した。記事によると、2008年通期の業績見通しも明らかにし、ウォール街アナリストの予測を上回る強気の数字となっているようだが、株価は同日の時間外取引で約4%値を下げたようだ。
□CNET JAPAN
アマゾンの第1四半期、ウォール街の予測を上回る好決算--通期見通しも強気
AmazonといえばeBayとともにEコマースを代表する企業だが、単なるオンラインショップではなく、Googleに対抗できる数少ないテクノロジー企業として名前が挙がることも多い。
SOUSE:CNET JAPAN
しかしながら、売上規模も100億ドルを超えGoogleと同じ規模にあるにも関わらず、時価総額はGoogleに大差をつけられている。ビジネスモデルの中心が広告と物販という違いから利益率で大きく見劣りしていることが要因だと思うが、テクノロジーには積極的な投資をしており、Googleと互角に戦える力を持っているといえる。
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米eMarketer社より、世界のインターネット人口の成長予測について発表があった。
500 Million Internet Users in Asia-Pacific
2007年の世界のインターネット人口は11億5,000万人となり、世界66億人の中の17.5%がインターネットユーザーということになった。尚、2012年のインターネット人口は、17億人以上になると予測しており、その50%近くがアジア太平洋地域のインターネットユーザーということになる。
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